大文字登山

ver.0.3  2010.11.23記

「京小町もり」の北には毘沙門堂が有名ですが、その後ろには、あの大文字の送り火で有名な大文字山があります。
山と言っても標高466mの低い山ですし、私のような山歩きの初心者でも容易に登れますので、(近くの幼稚園の遠足でも登っています)皆さんもぜひ登ってみてください。京小町もりからは最短ルート(約4km)を休まずに歩くと約1時間で着きますが、急ぐ必要はありません。休み休み2時間のペースで行きましょう。
実は、私自身、以前に数回登った記憶はあるのですが、今年(2010年)夏に久しぶりに登ってみると、おもしろいことに気がついたのです。山科側から登って、山科側に下る際、同じ道を通っているつもりが、いつか別の道を下ってしまっているのです。
また、下の写真のような標識がいろんなところに立っていて、AとかBとかが、何を示しているのかにも興味が沸いてきたわけです。

で、よくよく調べてみると山科側から頂上に行くのに少なくとも7つのルートがあり、いろいろ交差もしているのです。よって、どこかで間違って異なった道を下ったわけです。東山連峰は古の昔より人が入り、歴史を刻んだところ、山の中にはまだまだ、わき道がいくらでもあることが歩いてみればわかります。
さらに写真の標識は事故災害用ではありますが、A、B、C、、、Hはそれぞれのルートを示していることがわかってきました。
それじゃあ、すべてのルートを歩いてみようと思い立った次第で、その結果を次ページ以降に掲載していますので、見てみてください。
ただし、あくまでも山科側からのアプローチで銀閣寺側(火床を通ります)は割愛しております。

なお、この標識は、大体200m間隔で設置されていますので、歩くペースのチェックにも使えますし、オリエンテーリングのように標識探しもおもしろいかもしれません。そして、このルートの中に、現存はしていないのですが、安祥寺上寺跡という戦国時代に滅びたという寺社跡が森の中にひっそりと残っており、その場所を探すのもおもしろいかと思います。


安祥寺上寺跡

 一応、全ルートの掲載をすることができましたが、歩いているうちに山科からのルートがまだあることが、わかってきました。滋賀県側から回り込んで行くルートですが、おいおいUPしますので暫くお待ちください。



それでは、ルートマップから行ってみましょう。

なお、登山に関しては、低い山ではありますが、十分な準備の下、自己責任で行ってください。
また、最近、ルートの整備をしていただいている方々がおられるようで、今日の情報も明日には古くなっているかもしれません。記述に間違いがあれば、メールにて連絡いただければ幸いです。