子連れでゴールドコースト

(97.5.3記)

ムービーワールド:

4歳以下の子供にはちょっとかな。アトラクションなんかはおもしろいのだけれど、暗転したり大きな爆発音がしたりで子供は怖がって帰りたい帰りたいの合唱。
そのなかでもポリスアカデミーのアトラクションが有名のようでここだけははずさなかったが、結構おもしろかった。その他のアトラクションや乗り物は子供中心の我々にとってはほとんど見ることはできなかった。
ワーナーブラザースのキャラクターはどちらかと言えば、我々40代の子供の頃の思い出を満たしてくれる物が多くて(スーパーマン、バットマン、バックスバニー等)今時の子供にはいまいちピンとこないのかな。私としてはロードランナーやタスマニアンデビルが懐かしくて涙が出てきそう。近頃はワーナーブラザースのキャラクターショップが世界中(NYやロンドン、ラスベガスにもあったかな?)にでき始めているのでこれからはやるかも。
実は子供たちは何も知らなくてもぬいぐるみのキャラクターがいるだけで喜んでいるみたい。バットマンについてもおかあさんは映画自体が何とも暗いので好きではないよう。でも子供たちはあのバットマンカー(これがなかなかでかくてかっこいい)が実際に道路を走ってくるとみんな集まってくるし、私としてはキャットウーマンが結構セクシーでよろしかったのでありました。
ところでこの日2月と言うのに今シーズン最高の暑さに見舞われ40度。子供はバテバテではありましたが、見るもの聞くものが珍しいために顔を真っ赤にして水をがぶ飲みしながらがんばってました。あれで水を飲ましてなかったら脱水症状、日射病でダウンしていたことでしょう。2リットルのペットボトルが子供2人であっという間でした。ちなみに現地の人に聞くと普通暑い季節は12月1月で、2月は少し涼しくなるらしいのですが、今年の12月1月はそう暑くなく、2月にこんな暑い日がくるなんて異常なそうな。
ところで、入り口のゲートで日本人かと係員に聞かれた。何かいなと思ったら、スタジオツアーの日本語版の整理券をくれたのだ。日本人がいかに多く来ているか、旅行会社の力かと感心してしまう。ところが日本人ばかりだと反応がいまいちなので引率するほうも大変である。でもやっぱり日本語はいいですな。この手の話は英語でされるとやたらと早口と言うのが決まりでさっぱり一言も理解できないのが普通。LAのユニバーサルスタジオでもそうだった。
さてスタジオツアーの中身ですがもう一つでした。
それから、パレードもあるみたいですが、今回は時間が合わず見れなかったのが残念。
ところでほとんど人の行かない遊具でフィールドアスレチックでもないただ小さな家が廊下でつながっていて滑り台のあるだけのものをうちの子らは結構よろこんで脱水気味でも必死の形相で遊んでいました。子供の喜ぶのはまた違うみたいね。

ローンパインコアラ保護区:

オーストラリアでも一番コアラのたくさんいるところだそうで、ウジャウジャいます。コアラを抱かしてくれて写真のパターン、あります。混んでたりして並んで量産体制ですので、そんなにゆっくりはできません。それでもコアラ自体はきれいに手入れしてあってすぐに違うコアラと交換して、ストレスが溜まらないようにしているので安心。カンガルーとも遊べるし、結構子供は楽しめます。
食堂は入場の際に予約しておくとバーベキューを焼いておいてくれるパターンです。まぁいけるほうですが、冷めると硬くなるので時間を逃さないように食堂へ。特に何があるということもないのですが、小さな子供には動物と遊べていいと思いますよ。
ただ、ゴールドコーストからは少しはずれてあるので、ブリスベンの空港からの行く道に寄るのが最善か。ほんとのことをいうとコアラを思う存分抱きたいなら、西オーストラリアのパース近郊、コフヌワイルドパークをお勧めします。もちろんゴールドコーストからは時差2時間の旅が必要ですが。

カランビン野鳥園:

ロリキート(緑や赤色のきれいな鳥)の餌付けがメインで時間が決まっていて、オプショナルツアーではこの時間に合わせている。これはこれでいいのだが、このことしか知らされていないようなのが不思議。園内は結構広くて可愛い機関車(パーシーだぁ)で移動しないと疲れてしまう。当然、コアラやカンガルーにも出会えるし、とにかく機関車トーマスの熱狂的ファンの我が息子はこの機関車に乗ってるだけで大喜びであります。途中、駅はいくつかあって降りて散策して次の汽車に乗るような感じ。
後で案内パンフレットを見ると右のように一日中、いろいろな動物とのふれあいなどもやってるみたいでじっくりいるのも悪くないかもしれない。

シーワールド:

イルカのショーはもう一つ、水上スキーのショーは結構見れるものがありますが、席を確保するのが大変、でもここ私は嫌いではありません。
というのは従業員がとても大らかなのであります。遊具は入場したら何回乗ってもただなのでこれもいい。たとえば、メリーゴーランド。好きな子は何回でも乗るので、待ってる子がいるかいないかで回る回数がぜんぜん違うのだ。それに乗っている子供の写真を撮ろうとする親を見つけると写真を撮る場所に来たときは回転を超スローモーにしてくれるのだ。この心くばりには感心してしまった。
あぁそれから子供の一番気に入ったのは貸し出しのベビーカー。イルカの形をしていて下の娘に借りたのに上の息子が「ぼくもぉー」。結局一つのベビーカーに二人乗って大満足。ただ、ちょっと狭いのでギャーギャーとうるさかったですが。ところでこのベビーカー、私のだけかもしれないけれど、押すとゴロゴロと音が結構うるさくて、混んでいる道を歩く時はとっても便利。みんなこの音に振り返り道を開けてくれるのだ。
食事はレストランでできるが、行った日が旧正月真っ只中、普通、洋食のレストランがこの期間、中華料理になっていた。そして中はさながら香港、お茶もウーロンでなくボーレイ(プーアール)だった。中国系の人たちのツアーはどこに行っても中華料理しか食べないからなぁ、
以前、知り合いが香港からアメリカ20日のツアーに参加した時のこと、全行程3食とも中華料理だったとのこと。それにしてもどこに行っても中華レストランはあるからなぁ、すごいよこれは。

サーファーズ・パラダイス:

いやー広いわ。そして、すんごい遠浅。長さだけでなく幅でも余裕たっぷり。それに砂が細かくてきれい。ただ、広いけど、かのライフセーバーが見回れる範囲は限られるので泳げる範囲はそんなに広くない。
それでも日本の海岸と比べようがない大きさなので芋の子を洗うという印象はない。
それとシーズンではないけど波は波乗りができるだけの大きさがあるので我が恐がりの息子はまったく海に近づこうとはしなかった。以前に一度私の目の離した隙に波にさらわれた経験もがあるのだ。でもお砂遊びには最高。それだけで半日は持ちそうな感じ。日差しには要注意してと。

魚なんかを見たい人にはちょっと場所違い。あくまでも日光浴と波遊び。それでもサーファーパラダイスという地名(これ本当の地名なそうな)に違わぬ華やかなムードがあり若者たちの文化を肌で感じることができる。逆に言えばケバケバしすぎていると言えば言えないことはないですが。
便利は便利、マクドもケンタッキーもピザハットも日本食のテイクアウトもビーチ沿いにあるみたいなもの。ホテルも近いので水着のままウロウロしても大丈夫。
ただ、ハワイのビーチと違うのはホテルのプライベートビーチ的なところがないこと。だから開放的で若者が集まってくるのかもしれないが。とにかくホテルのビーチタオルを借りて砂浜に敷くということはできない。まぁバスタオルを大目にもらって使うもよし、プールで使うといってビーチタオルを借りるもよし。近くのスーパーで安いビーチタオルを売っているのでそれを買うのも一つの手、ただし、これを洗濯するときは要注意。派手に色が落ちて他の洗濯物が見事に染まってしまう。きょうびこんなに色落ちするの日本じゃ見たことないから、うっかりやってしまいます。
それと怪しい感じがないので、なんとなく安心(非常に無責任な言い方)、とにかく危険な感じはまったくない。これはオーストラリア全体にも言えることでその意味でも私はこの国が大好きだ。
とにかく子供の水遊びはホテルのプールのみでありました。しかしこれが、結構冷たいのだ。わたしゃジャグジーにつかりっぱなし、息子は唇青くして、、、、 暖かいプールのホテルもあります(ラマダ・イン)

カジノ:

リゾートといえばカジノ、これは私のこじつけかな。オーストラリアでは合法なので到るところにあります。ここゴールドコーストにもあります。コンラッド・インターナショナル・ホテルにあるジュピターカジノが有名でちょっと行ってきました。でかいホテルだ。中のカジノも結構でかい。サーファーズパラダイスのホテルからは一寸離れているのでタクシーで行きます。オーストラリアのタクシーはそんなに高くなく、安心して日本感覚で乗れるところがいいんだな。

買い物:

といっても私はショッピングには興味がない方なのだ。サーファーズパラダイス近辺ではたくさんお店があって、日本人の女の子が相手してくれる。そうオーストラリアにはたくさんの日本人学生がホームステイしており、ワーキングビザでバイトしてます。ただ、商品に対してはほとんどわからず、値段を聞いても値札以外はすぐに店長に聞きに行くといった効率悪いことはなはだし。それでも日本人をおいておいた方が売れ行きはいいのでしょうかねぇ。誰がこんな円安の時期に買い物なんかするか。1A$が100円前後していた。以前来たときは70円程だったのに。