セレンゲッティ・ロボ

私に「もう一度行ってみたいところはどこですか」と尋ねられたら、私は間違いなくロボと答える。こんなに人間を自然に返してくれるところが他のどこにあろうか。

セレンゲッティとは、タンザニア北西部に広がる広大な平原で南はセロネラで北はロボ、さらには国境を越えてケニアのマサイマラ動物保護区へと繋がる。

何百万頭ものヌーの大移動とは、冬、セロネラ付近にいるヌーたちが、夏にマラ川を越えてマサイマラに向けて移動することを言う。それにつられて肉食獣であるライオンたちも移動していく。

よって、セレンゲッティでも冬行くなら、セロネラ、夏ならロボの方が動物はたくさんいることになる。ただ、マラ川をヌーたちが越えるのは7月だから、ロボでヌーたちを見るには7月までの方がよいのかもしれない。その後はヌーの数ならマサイマラの方が多くなる。

私は8月にロボを訪れたが、そこそこの数の動物を見ることができた。

深沢さんからのお手紙

この旅の後、ご一緒した深沢さんご夫妻からお手紙をいただいた。この文が正に的を得ているのでここに掲載させていただく。

お元気でお過ごしでしょうか ・・・・・

旅行の時の写真をヘタですけどもお送りします。

今回は数も多く撮ったし自慢げに皆に見せたのですが、彼らにはサファリパークの大きいのだとしか目にうつらないようでがっかり。

おまけに動物が小さくてぼけていてテレビで見る方が動くのでずっといいと言われ、それよりもおみやげをよこせという始末。

しょせんアフリカの大地を知らない奴らはつまらん人間だと勝手に決めつけてさげすんでいる次第です。

それよりも帰国してほっとしたのもつかの間、新しい計画が頭の中をよぎってしかたありません。・・・・・・

なお、その後、深沢さんとはマサイマラ、ザイールとご一緒させていただくことになった。

ロボへ行くには

これがまた遠回りをしなければならない。まず、ケニアのナイロビまで行く。そこまで行くにも結構時間がかかる。成田からPIA(パキスタン航空)でカラチ経由、アブダビを経てナイロビへ。
なお、PIAでは食事は鳥ばかりでお酒はでない。

カラチでのトランジット用のホテルでは飲用の水が置いてあり飲んでみたが、これがすごくカルキの味がする。消毒されていて安心のようだが、カルキで胃を壊さないかと心配になった。

ナイロビからはサファリカーで国境の町ナマンガへ。そこまでの道すがらもキリンが挨拶してくれたりで気分は否応無しに盛り上がる。

ナマンガ

以前来た時は、国境は開かれておらず、寂れていたが、今回は活気があった。どうも隣国同士時々仲が悪くなって国境が開いたり閉じたりするようだ。といっても町ほどの規模もない。その国境を通らなくてもどこでも入れそうな気もするが、、、

ここで車をタンザニアのサファリカーに乗り換えてアルーシャへ。

ちなみに付け加えておくと国境周辺に銀行はないので両替ができない。我々はサファリカーが用意されているので問題無いが、国境を越えてから、路線バスを使う場合どうするのか。私にはわからない。ドルでもおおいめに渡せば多分いいのかな。知ってる人教えてください。

なお、なぜ、では国境周辺に両替用の銀行がないのか。この答えは知り合いのネパール人が私に教えてくれた。たいてい国境は町から離れたところにあり、銀行強盗をやって反対の国に逃げ込めば追いかけて来れないから銀行強盗が多発するのだそうだ。

よって国境近くの寂れたところには銀行は作らないのだそうだ。実はネパールとインドの国境でもよく起こっていたそうな。

アルーシャ

話を戻して、アルーシャへ。ここでやっと両替をする。これがまたやっかいで、銀行で両替すると当時で10ドルが30シリングぐらいだったなか、何分、昔のことで桁を間違っているかもしれないけど。

そして、その両替に一人10分程度かかるのだ。ツアーで来ていると一度に並ぶと時間がかかる。

ところが、銀行を出るとヤミのにいちゃんたちがゴロゴロいてすぐ換金してくれる。レストランのボーイやホテルのメードたちもchange moneyとくるのでわずらわしい。レートは10ドルで100シリング程度で3倍ほど良い。当然ばかばかしくて銀行で替えることはないのだが、女性たちはやはりちょっと恐いようで銀行で長い時間かけて替えていた。

さて私はというと、レートがいいので当然にいちゃんに交渉する。20ドル両替というとちょっと待てとビルの陰に一旦入ってまた戻ってきた。20ドルを渡すと10シリング紙幣を20枚くれてスッーと消えた。そのすばやさにあっけに取られたが、冷静になってもらったのを数えてみると17枚しかないではないか。1枚ぐらいとは思っていたが、3枚もやられたか。まぁその鮮やかな手つきを見せてもらっただけでもまあいいかって感じであった。それでも銀行レートとは比較にならないほどよかったからね。

さて、このアルーシャ、あのイカンガーの故郷でもありこの近くで練習をしていたそうな。そんなアルーシャを後にして、マニアラ(木登りライオンで有名)で1泊して、さていよいよ、明日は憧れのセレンゲッティである。

マニアラからンゴロンゴロを通過していよいよセレンゲッティはセロネラへといくわけだ。で、ンゴロンゴロには帰りに1泊してサファリするのだが、まぁここは先にンゴロンゴロの話をしておこう。

ンゴロンゴロ

かれこれ30数年前、すなわち私の子供の頃、少年ケニアという絵物語が大好きで子供心にアフリカというイメージが広がっていった。私が初めてアフリカ、ケニアに他の国より先に訪れたのもこの子供の頃のイメージが大きく影響している。

さて、その中に流砂に引き込まれて閉ざされた世界に行き着き、そこにはティラノザウルスやプロントザウルスがいるというシーンがあったと記憶しているが、ここンゴロンゴロはまさにそんなところで、大きなクレーターの中の動物達はほとんどがこのクレーターの中で一生を終える。それほど外輪山は険しいのだ。

黒サイ


黒サイは絶滅寸前、セレンゲッティで捕獲したものもここンゴロンゴロに集めて繁殖させているようだ。ここなら密猟の危険も少ないし。バックは外輪山だ。

ちなみにこの少年ケニアの作者山川なんとかいう方はアフリカに行ったこともないのにこの小説を書かれたそうだが、その描写の生き生きしたところは、本当のアフリカそっくりで私はアフリカへ行ってからもう一度驚かされてしまった。

さて、クレーター内部は意外に平坦で見晴らしがきくので、動物を探すのにはあまり苦労はいらない。で、いろんな動物が一応揃っているので空振りのないサファリをしたい方にはぴったりである。ただ、ここの動物達は観光客慣れしていていまいち緊迫感に欠けるような気がする。

帰りに一泊したンゴロンゴロ・ワイルドライフ・ロッジは外輪山の上にあり、クレーターを見渡すことができ絶景である。但し、夜は結構冷えるのだ。一般的に言えることだが、アフリカは暑いという間違ったイメージを植え付けられている。これは大きな間違いでナイロビも高地にあるので一年中気候は快適である。

さて帰りにはサファリカーのトラブル、エンジンがかからないのだ。そこで何人かで坂を上の方へ押して、そこからまわしがけにトライした。これがまた大変で異様に疲れるのだ。そりゃそうで、そこは高度3000mを越えた土地、酸素不足なのだ。さすがに人間は酸素で生きているんだなぁと実感。車も酸素不足でかかりにくくなっていたようだ。

まぁ、いろいろトラブルはありましたが、いよいよセレンゲッティ入りです。

セレンゲッティ

一応ここからセレンゲッティというのはある。もちろんそこまで動物がいなくて、セレンゲッティに入ったら動物が見れるといったケチなものではないし、囲いがしてあるわけでもない。ただ、入ってすぐのところは、なーんにもない土漠のようなところで車が走ると砂煙がすごい。

南から入るのでまず、セロネラを通過する。ここは帰りに一泊するので話は後にして、車は一路ロボに向かう。ロボへはまだまだ、数時間走る。ここには道というよりわだちを走ると形容した方が適切である。その道すがら車にハエが入ってきたりする。このハエ、刺されるとチクっと痛い。これをツエツエバエという。1匹や2匹刺されたところでどうってことないが、数十匹に一度にやられると眠り病になるという。

目を見開けば動物も見れるのだが、なにせ日暮れまでにはロッジに着く必要がある。日が暮れるとまったく真っ暗で、当然のように数時間人工的に作られたものはこのわだち以外にはないのだ。もちろんすれ違う車も無い。

なんとか日暮れに合わせたようにロッジに到着。ロッジに着くほんの少しのところ(ロッジから2〜3分)でまつげの長い雌ライオンを見つけた。今回の旅で初めてのライオンとの対面である。



”セレンゲッティへようこそ”とでも言っているようだ。

わくわくしてきた。明日は丸1日サファリだ。

ロボ・ワイルドライフ・ロッジ

ここセレンゲッティという大草原に正に大海原に島が点在しているかのように大きな岩山(コピエという)がそこここに点在している。その大きな岩山の割れ目を利用してロッジが建てられている。岩山といっても日本で想像するような小さいものでなく、5〜7階建て程度のビルの大きさと考えていいかな。比較する物が回りに無いのであまり自信はないが。

以前来たことのある松林さんは、前は水もでなかったと言っていたが、今回はバスタブにお湯を満たすことができて、1日砂だらけになった身体を癒すには天国である。まぁ、お湯に少々砂が混じっていたが、この程度なら問題無い。で、入り口は1つで一応ライオンなんかは近くにいても入ってくることはないようになっている。ただ、最初から居たと思われる動物達や人間目当ての動物達とは共存している。

食事はケニアも同じで欧米人が困らないようにできているので問題はない。それにプラスしてここで生きている動物の料理も普通は1品程度出される。我々の場合はトピーのシチュウであった。なんでもクリスマスの日はライオンのステーキやいろんな動物の料理が出るとか。

ロッジ

岩山の上にはなんとプールまであった。昼間ロッジに居れるほど余裕を持ったスケジュールならプールに入って動物を高みの見物しながら日光浴としゃれ込むのも贅沢だ。我々はここに2泊しかできないのでそんな余裕は無し。

部屋も高いところにあるので草原を見渡せる。朝などバッファローが悠々と草を食んでいるのをぼーっと見ているとおもしろいことがわかる。決して同じところで食べていない。少しづつ場所をずらしながらすべてを食べ尽くさず移動する。こんなのを見るにつけ、自然のおきてを感じさせるのである。

日の出

ロッジの岩山の頂上までは一応鎖等が打ってあって上れる。朝は早く目覚めるので日の出を見に登るとツアーの人達が同じ考えだったようで数名が来ていた。草原に登る日の出もいいのだが、なにはともあれ寒いのだ。気温もそうだが、風も飛ばされるのではないかと思うほど強い。アフリカは暑いなんて誰が言ったんだと言いたくなってしまう。で、早々に退散と相成った。

サファリ

やっと出発から4日目にして1日じゅうのサファリだ。

朝食を済ましても寒い寒い。そんなに暖かい服を用意してなかったので、失敗。Tシャツに長袖のトレーナーにウィンドブレーカー(これはスキーでも使っていたので役に立った)のいでたちでスタート。

ライオン:ライオンの色はこの乾季のセレンゲッティの大地に見事に溶け込む。

ライオン2


特にライオングラスと呼ばれる草むらに居ると我々の目では見つけるのは大変、たとえ3m先にいたとしても。

ケニアのサファリとの違いは、動物を見つけると道を外れて目的に近づくことである。ケニアでは車も多いので道ができていて、それ以上草むらを壊してはならないということかあまり道を外れることはない。

それに比べてセレンゲッティではどんどん道を外れていく。まぁ、車自体が少なく(ロッジを出て帰るまで我々の3台以外に丸1日見ることはなかった)、道沿いだけでは行くところが限られるというのもある。それにしても大きな溝もジープで越えるのだが、転倒するんじゃないかと車の中は大騒ぎ。転倒しても怪我はないだろうが、こんなライオンの前ではジープを起こすこともできない。

チーター:アフリカの動物の中で私が一番好きなのは、このチーターである。

サファリするとライオンやチーターはよく見ることができる。だが、ライオンやチーターが狩りをしているところに見かけるチャンスはめったにない。だいたい獲物を捕った後の食事のシーンや昼寝をしているところだ。

チーター

特にチーターは我々が近づいても逃げずにちょっと小高い岩の上に乗ってポーズを取ってくれる。でもやはりチーターの走っているところはだれしも見たいものである。それがひょんなことで見ることになった。

チーターを見つけた我々の1台のジープがチーターを追いかけたのだ。チーターも必死で逃げて追いかける方も道でもないところを100km近いスピードで走るのだからジェットコースター状態。我々はこうして走っているチーターを見てしまったのだ。

神にかけていうが我々が要望して行ったわけではない。が、誰もいないここならではのことであった。チーターが全力で走れるのは数秒とのことで、それ以上走らせると心臓がパンクしてしまうそうで本当に悪いことしてしまった。それにしてもとばっちりを受けたのは回りの動物たちでチーターが全力で走るものでその前の動物たちは追われていると思ってそちらも命懸けで逃げ惑うわけです。数百頭のヌーやシマウマが草原を必死で走る姿はまず見ることができないが、そのスピードたるや凄いものがある。

昼食:車を降りてお弁当を食べるわけだが、場所をまず考えるのだ。当然、見晴らしがいいところで草むらなどのないところでなければならない。

ランチ

そこで我々は小高いところでブッシュから離れたところに車を持っていき、そこに居たハイエナを追い払って、やっとお弁当である。ヌーの群れを見ながらのランチはなかなかいいものである。ハイエナが群れで狩りをするところを一度見たことがあるが、これは凄惨でとてもじゃないけど勝てるとは思えない。が、ハイエナは基本的には臆病のようで少数では少なくとも多くの人間には襲ってこないようだ。

トイレ:ケニアのサファリはせいぜいで2時間なのでまずお腹でもこわさない限り心配ないが、ここで丸1日サファリとなると我慢できるものでない。

といってロッジを出たが最後、人工的なものにはまったくお目にかかれないので当然立ちションとなる。それも一人見えなくなるところでするわけにはいかず、目の届く範囲でするわけだ。

それでも男性はまだよくて女性の場合はさてどうするか。回答は、女性ばかりで少し離れたところへ行き、あのラグビーでパンツがやぶれた時のように回りを囲んで見えないようにして回りの人は外向きにライオンなんかが近づかないか監視するのである。

フィールドワークに長けた方もおられて、最初からマントのようなウィンドブレーカー兼カッパになるのを着ていて、一人でトイレをしなければならない場合でも、そのマントをテントのように広げてするのだそうだ。さすがプロは準備が違う。

人間:ケニアやタンザニアでもミニあらマニアラやンゴロンゴロのような観光客の多く来るところでは、動物は人間を恐れない。しかし、セレンゲッティでもこのロボあたりまで奥へ入ると人間に馴れていないためにある一定の距離以上近づくと逃げてしまう。

ここで興味深いことを発見した。キリンやライオンでもそうなのだが、望遠レンズを構えて撮ろうとすると突然離れていく。観光客がいないということは、密猟者の仕事がしやすいということだ。

そう、我々の望遠レンズを密猟者のライフルと見間違っているのだ。人間を危険な存在と認識してしまっている動物たち、悲しい性である。

豹:さてこの茂みには何がいるでしょう。

豹


豹である。何十回となく添乗している松林さんまでが興奮。

そりゃそうだ、豹を見ることができる確率は、5%とも1%とも言われている程難しいのだ。絶対数が少なく、夜行性で警戒心が非常に強いからだ。

それにしても豹のあの派手な毛皮もこのサバンナでは見事な迷彩色となって、我々の目では見つけることはまず不可能だ。ドライバーの目を頼るしかない。

豹は我々を恐れて茂みを出た。別の茂みに入ったが、まだ、執拗に追った。豹は山の方へ駆け上がって行った。見れるとは思っていなかったので大いに満足の一瞬であった。

ちなみに数年後、豹にねらいを定めて、マサイマラの周辺を3日トライしたが、だめであった。後にも先にも豹を見たのはこれが最後である。

ハゲワシ:草原の掃除屋としてあまり印象はよくないのだが、ハイエナ同様よくよく見てみるとどうしてどうして精悍である。何十羽も集まると恐ろしいぐらいだが、すべて同じ種類ではない。写真はベンガルハゲワシ。他にマダラシロエリハゲワシ、ズキンハゲワシなどがいた。個人的には人間の傍まで来るハゲコウよりハゲワシの方が好きだ。

ハゲワシ

かくしてサファリ三昧の1日は過ぎていった。重装備で朝スタートしたのに、昼間はTシャツ一枚に、そして帰る時にはまた元の重装備に、なんという気温の変化か、ただ、乾燥しているので快適である。 ロッジに戻って余韻を楽しむ一時がまたいい。我々のツアー客はほとんどいないのでロッジを占領したような気分である。

帰路

次の日はロボにさよならを告げなければならない。セロネラまではサファリしながらゆっくり移動。

キリン赤ちゃんキリン、目がとってもかわいい。

あまり近づくと慌ててお母さんキリンの許へ走っていった。走り方もまだおぼつかなく、ぬいぐるみが走っているようだった。

セロネラではセロネラ・ワイルドライフ・ロッジ。ここもコピエを利用しているが、ロボに比べて観光客は多く、ここだけなら感激するんだろうけど、どうもロボの後では印象が薄くなってしまうのだ。ちなみに冬はヌーがこちらへ移動しているのでベストポイントとなる。写真家岩合光昭氏がベースにされていたところでもある。

夕日


セレンゲッティに夕日が沈む  木の上にはハゲコウが、、、

夕食時、ツアーのメンバーとは、次どこへ行くとの話で持ち切りである。まだ、ンゴロンゴロのサファリも残っているのだが、みんなロボを去った後はツアーを終わったような気になってしまっているようだ。これから日本までまだ5日程あるのにだ。

ゲート

さよならセレンゲッティ、特にここをくぐる必要性は何も無いぐらい回りには何も無い。でもこれがセレンゲッティのゲートである。

砂塵


砂塵を巻いて時速120kmでンゴロンゴロへ。

ンゴロンゴロからアルーシャを経てケニアに帰る際、上で述べたエンジンのトラブルで我々の車だけ2時間遅れとなった。それを取り返すべくオフロードをとばすこととばすこと、何度頭を天井で打ったことか、まるでジェットコースター。

それにしても彼らのドライブ感覚には人種的な差を明らかに感じてしまった。日本人ではあんな運転はできない。そりゃ狭い山道を下る際に茂みから象がでてきたらそれはびっくりしますよ。生きた心地無し。

そんなこんなですばらしい旅は終わりました。

本当は動物たちの楽園に我々がお邪魔するのは申し訳ないのだが、もう一度訪れたい。

私の子供たちがもう少し大きくなったら連れて行きたい。その頃まであの自然はそのまま残っているのだろうか。